女のちから、男の夜明け
- Miyuki Kubara
- 2017年1月16日
- 読了時間: 2分

ここ30~40年続いた女性復権への時代を越え、新しい男性時代への兆しみえる今日この頃。
先長くなろうとも、女として楽しみ。その到達には女の真の底力にかかっている。
「女が安心して、男を解放できるちから」とでも言おうか。
これは新しい女のパワー。信頼というちから。
女の基盤、それは ’ふくろ’
振り返るとわたしが生きた世は、女がそれを男性社会に懸命にあてはめようと闘った時代ではなかったか。幼い頃から見ていた若かった母の、父や社会との葛藤と昇華、自分の人生をみても、なんとなくそう思える。
存在としての女はふくろだ。およそ三つの次元をまたぐ、ふくろ。
まず、「お買い物袋」としての女。 子宮という空洞から希求するモノへの渇望の次元。自己を満たしてくれるモノへの欲求。生活必需品から友人、子ども、愛してくれる旦那さんなどまで、満たしてほしいと求めるが、もとが空洞なためあまり落ち着くことはない。(笑)
2番目に「おふくろさん」としての女。なにかを誰かを包み、癒し、育もうとする次元。子どもや家族、困っている知人、コミュニティーや会社、自然環境まで、包み込み育みたい欲求。
3番目は 「宇宙的ずたぶくろ」(!)としての女。宇宙の次元。夜も昼も、災いも恵みも、社会の闇も光も、生も死も、涙も笑いも、なんでも、かんでも、すべてそのままあるがままにさせる、宇宙そのもの。
女に必要なのは、三つの次元のパワーの自覚。間違って、ふくろ詰め、窒息した男の屍の山・・・なんかをつくってしまわないように・・・。(苦)
宇宙袋としての素質に女が自ら安心すると、男は安心して外へ生みだされ、解放された先、真に女を愛するようになる。
男と女、 真逆の愛し方で愛し合える社会になる。
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